アイスランドがネットオークションサイト「イーベイ」で競売にかけらるという驚きの事件が発生しました。アイスランドが破綻したという噂の真相や、イーベイで競売に出品された理由、その後の政策金利、金融危機によるアイスランドとイギリスの外交情勢など紹介
アイスランドがネットオークションサイト「イーベイ」で競売にかけらるという驚きの事件が発生しました。アイスランドが破綻したという噂の真相や、イーベイで競売に出品された理由、その後の政策金利、金融危機によるアイスランドとイギリスの外交情勢など紹介
今回アイスランドが競売にかけられたイーベイとは、eBay Inc.運営しているオークションサイトで、アメリカを中心に世界27ヶ所の国・地域で展開している世界最大のオークションサイトです。出品者の出品地域はアメリカをはじめ、イギリス、カナダ、中国、シンガポール、韓国、日本など、世界各国から出品されていますが、利用する場合のやりとりはすべて英語で行わなければいけません。(IT用語辞典より)
アイスランドが、ネットのオークションサイト「イーベイ」で競売にかけられるという事件が起こりました。わずか170円前後という価格からオークションがスタートして、17億円前後という値段が10月10日の午前につけられました。このオークション自体は架空の取引なので、この金額でアイスランドが落札されるということはありませんが、オークションそのものは米イーベイで実際に行われました。国を取引するオークションは、その国の評価(今回であればアイスランドの評価)を不当に下げる悪質なものであると言えますが、今回の世界同時金融危機は1国家の経済を破産させる可能性もあるということを示しているのかもしれません。
アイスランドがネットオークションサイト「イーベイ」に出品されるということがありましたが、これは悪質ないたずらで、そういう事実は一切無いというコメントがアイスランド航空総代理店である株式会社ヴァイキングから出されました。世界規模の金融危機・金融不安の対応策として、ロシアから40億ユーロの融資を受けるという情報から、アイスランドが借金をする→破産をする→国を売却するという流れでつくられた冗談(悪ふざけ・ジョーク)のようです。ちょっとした冗談のつもりでも、実際にアイスランドは風評被害を受けているので、ネット上でのルール・マナーが問われる重大な事件だといえます。
アイスランドの中央銀行は金融危機の影響が深刻であるという理由から12%だった政策金利を1.5倍の18%に引き上げると決定しました。政策金利を1度に6%上げるというのは前例がほとんどありませんがクローナ(アイスランドの通貨)の下落防止や、IMF(国際通貨基金)から支援を受ける際に交わした約束を履行するための措置とされています。アイスランドという国そのものがネットオークションに出されたことで、金融危機が1段と深刻になったということが、このような大胆な政策を取った背景にあるといえます。
世界的な金融危機によってアイスランドも経済危機に陥っていますが、特にイギリスとの外交関係の悪化が問題視されています。アメリカから端を発した金融危機の影響を受けたアイスランドの銀行が次々と破綻し、アイスランド政府が同行に預金していたイギリス人や団体の預金の補償が出来ないと発表したためです。この発表を聞いたイギリスのブラウン首相は「アイスランド政府はアイスランド国民だけでなく、英国までも裏切った」と言って、本来テロリストらに適用されるはずの反テロ法を適用し、イギリス国内にあるアイスランドの銀行が持つ資産を凍結するという処置をとりました。